賃貸マンション経営の税法上の特典
◇不動産取得税 新築住宅(マンション)の取得による不動産取得税は、一定の要件を満たして
いれば、 評価額から1住戸当たり1200万円がされます。
参考URL 鹿児島県庁 不動産取得税

◇固定資産税  日本の税制は、土地の有効利用を積極的に推し進めるために定めています。
遊休地には高く課税される反面、遊休地賃貸マンションを建設する固定資産税は
ありませんが1/6になり、 建物についても3階以上の大家住宅の場合、
5年間は税額1/2に軽減されます。尚、固定資産税と都市計画税はありません、 経費として処理できます。
参考URL 鹿児島市 固定資産税・都市計画税

◇所得税  賃貸マンション経営には、減価償却費、借入金利子、租税公課、損害保険料等の必要経費が認められています。
尚、損害が生じた場合には、他の所得から控除することができ、所得税等の負担が少なるなることもあります。


◇相続税  賃貸マンション建築に投資されますと、相続税の評価が約30%低く評価され
土地についても約20%低くなります。 敷地のうち200uまでの部分は、
事業用の小規模宅地の特例によって、評価額は通常の50%も低くすることが
できます。 また、相続時に建設投資のローン債務が残ってあれば、残債分は評価額から差し引かれ、相続税は大幅に軽減されることがあります。
参考URL 国税庁 相続税


≪収支損益シミュレーション≫
某マンション (鉄筋コンクリート造2階建て 2LDK 6戸)

直接工事費 66,000千円(工事費:60,000千円 消費税:6,000千円)
間接工事費   2,000千円(登記費用、火災保険一括、その他雑費等)
建設費合計  68,000千円
借入金  68,000千円 (毎月元利均等返済)
償還期限  30年
借入利率  1.20% (10年金利固定、令和2年6月現在)
月々返済金額  225,018円 
月々家賃収入  450,000円 (2LDK専有面積60u 家賃:70,000円、駐車場代:5,000円)
月々収支損益  224,982円 (借入返済金差引後)
年間租税公課  487,000円 (土地建物の固定資産税及び都市計画税) (当初3年間)
年間収支損益  2,212,785円 (所得税等は考慮しておりません。)
支払いに対する収入との割合  59.02%